ENGLISH EX



学習者のみなさんからのご質問には全てお答えしたいと思いますが、お答えできないことも多々あります。その場合はどうかご容赦ください。




4頁
設問 08

正解の解答は Clearly, this law has become outdated. でもOKですか?

【回答】

間違いではありませんが,現在完了形 (結果用法) にする必要はなさそうです。 両者の意味合いの違いを考えてみましょう:

(a) This law is outdated.
   この法律は (今では) 時代遅れである (=時代遅れになっている) 。

(b) This law has become outdated.
   この法律は (今では) 時代遅れになった。


(a)は単に "現在の状態" だけを述べています。

(b)も現在の状況を述べていますが,それが "比較的最近の過去に起こった" 結果として今そうなっている,ということが示唆されています。 

「この法律は時代遅れになっている」 は現在の状況だけを述べていて, 比較的最近の過去に起こった出来事だという意味合いまでは感じ取れません。 ですから,あえて (b) の現在完了形にする必要はなさそうです。



9頁
A の直後の補足説明


「stopし続ける(「止まり続ける」)ことはできず」とありますが、特定の状況では「止まり続ける」ということはあり得るのではないでしょうか?

例えば、工場での流れ作業で、「ベルトコンベアの停止状態が5分間続いた」場合、これを英語ではどう表現すればよいのでしょうか?

【回答】

日本語では 「静止した状態を続ける」 ことを 「止まり続けている」 と言えますが,英語の stop をstopping にして 「stop し続ける」 という静止状態を表すことはできません。

進行形 stopping は 「止まりかけている」 という意味か,もしくは 「何度も繰り返し止まり続けている」 という意味です。後者は 「止まり続けている」 のですが,これは 「止まる」 という動作が何度も繰り返されている (つまり,止まっては動き止まっては動くことが繰り返されている) ことを表しているのであって,「止まっている」 という静止状態は表していません。

stop を用いて 「静止[停止]した状態が続いている」 と言う場合は be stopped や have [has] been stopped とします。この stopped は自動詞の過去分詞で 「既に止まってしまっている」 と解釈するか,他動詞の過去分詞で 「止められている」 と解釈します。::

「ベルトコンベアが5分間止まっている」 なら,The conveyor has been stopped for five minutes (now). です。 電気やガス,水道などが止まっているなら, cut off という過去分詞 (「遮断された」 という意味) を使って, Electricity has been cut off for five minutes now. のように言うこともできます。



12頁
32


Paul, are you done with your homework? でもOKでしょうか?
完了形との差異はどうなのでしょう。

【回答】

( ) の数は3つです。 are you done your homework としてもよいか? という質問ですか?

are you done with your homework なら全く問題ありません (are you done your homework はあまりお勧めしません)。

下記の和訳からわかるように (a)は現在の状態に,(b)は動作の完了に重点が置かれた表現です。

 (a) Are you done with your homework? (宿題は終わっているの?)

 (b) Have you done your homework?  (宿題は終わったの?)

with を省略した Are you done your homework. についてですが,「be done with 目的語」 の with を省略して 「be done 目的語」 と言うネイティブは多いようです。米国の映画を見ていても I'm done dinner.(夕食は終えている) とか Are you done shopping?(買い物は終わった?)といった表現はよく耳にしますが,この表現は be done が目的語を取っていることになるので不適切な英語だと見なすネイティブもいます。




12頁
35


「過去の経験」と考えて、過去完了形(Had you ever debated)を使うことはできますか。

【回答】

できません。「過去の経験=過去完了形」と考えてはいけません。
過去完了形(had+過去分詞)は 「過去のある一時点までの経験」 を表します。つまり 「その時点までに〜したことがありましたか?」 という場合に用います。
この設問(の日本文)は 「いついつの期間中に」 と言っているのであって、「いついつの時点までに」 とは言っていません。 つまり 「過去の一時点」 がありません。



16頁
49


解説に knew より以前に来客があったとするために had been とする点は理解できたのですが、「来客があった時 there had been visitors」 と 「私が留守中に while I was out」 は同じ時間軸と思うので 「while l had been out」 にするのは誤りでしょうか?
 
【回答】

「私が留守中に」 の時制は、knew の時点からではなく、直前にある there had been visitors の時点から見ます。 よって、while I had been out にすると、there had been visitors の時点から見てさらに昔(=大過去)と判断されてしまいます。 「私が留守中に」 は there had been visitors と同時点なので単純な過去形にします。



16頁
49


489頁24の解説を読んで knew ではなく found にすべきではないかと思ったんですがどうでしょうか?

【回答】

knew でも全く問題ありません。

know は489頁24の解説にある通り 「〜を知っている」 という 「状態」 を表しますが,この文のように前に置かれた動詞 (saw) を受けてその結果を述べる場合は 「〜だとわかった」 という 「動作」 の意味に解釈されます。




18頁
01


"Six times four is twenty-four."の文章において、動詞はisだと思いますが、この場合「times」の品詞は何になるのでしょうか?
辞書で調べてみると、「times」は前置詞としての用法があるようですが、前置詞でしょうか?
文の構造が理解できなかったので、教えていただけると助かります。
 
【回答】

Macmillan Dictionary は times を前置詞としてエントリーしています。
http://www.macmillandictionary.com/dictionary/british/times_1

「前置詞+名詞」という前置詞句は前に置かれた名詞を修飾する「形容詞句」になるので、times four (4で掛けられた)が Six を修飾し「4で掛けられた6」と解釈すれば理屈として成立します。



20頁
10


この設問の回答として
I like to be busy.
でも問題ないでしょうか。
 
【回答】

文法的には be でもOKで、意味的にも大差はありませんが、「"常に"忙しくしている」 という意味合いを表現するには、keep が適切です。be を使う場合、I like to be busy all the time. とすれば、I like to keep busy. とほぼ同じになります。

【比較】
I like to keep busy. 私は常に忙しくしているのが好きだ。
I like to be busy. 私は忙しいのが好きだ。
I like to be busy all the time. 私はいつでも忙しいのが好きだ。



20頁
10


「I like to (keep) busy.」という文は、第3文型と考えてよろしいでしょうか。この節のタイトルは、「第2文型でよく用いられる動詞」とあるので、てっきり第2文型と考えていたのですが、どうも第3文型のようです。この設問10は、第2文型でよく使われるkeep,stayそのものに着目していると考えれば良いのでしょうか。
 

【回答】

この設問では keep busy の文型に着目しています。 I like to keep busy. という文全体は第3文型になります。

 I like  to keep busy.
 S  V  O
   
 keep  busy
 V  C



20頁
12


stay の代わりに keep 、remain を使うことは出来ますか?

【回答】

一般に、keep は現在分詞と相性は良いのですが、過去分詞とあまり相性が良くありません。それから、remain だと表現が堅すぎます。
ここは、口語的な stay を使い、Stay tuned. とするのが自然です。
keep を使う場合、Stay tuned. ほど一般的ではありませんが、Keep listening.(ラジオの場合)、Keep watching.(テレビの場合)と言うことはできます。




22頁
14 d)


I have just turned 18.という文がありますが、なぜあえて現在完了を使っているのですか?
P.12の36の解説では、現在完了でも過去形でも良いが、justの場合は過去形が一般的と記載がありますが。
I just truned 18.の方が一般的と思っていいのでしょうか?

【回答】

日常会話では I just turned 18. の方が自然です。ですので、これが一番よく耳にする英語表現です。
I have just turned 18. は、日常的な会話の表現ではなく、文章できちんと書く時の表現です。

次のように、下に行くに従って、くだけた言い方になります。

I have just turned 18. (私は最近18歳になったばかりです。)
  ↓
I've just turned 18.
  ↓
I just turned 18.  (18になったばかりだ。)



25頁
19


B19 b)は、「smell of <名詞>」とするとあります。
[1] この場合、「of+<名詞>」を前置詞句形容詞用法ととらて、第2文型と理解してよろしいでしょうか?
Thie room (S) smells (V) of cigarettes(C).
[2] あるいは、句動詞「smell of」とらえるべきでしょうか?
[3] そのとき、何文型となりますか?
Thie room (S) smells of(V他動詞化) cigarettes(O). 第3文型
Thie room (S) smells of(V自動詞) cigarettes(C). 第2文型
以上よろしくお願いいたします。
【回答】

第2文型 (Thie room (S) smells (V) of cigarettes(C).) にも、
第3文型 (Thie room (S) smells of(V他動詞化) cigarettes(O). )にも解釈できます。

ご自分が理解しやすい/教えやすい解釈でよいと思います。


以下は、上記の応答に関する他の方からの質問(>>)とそれに対する回答です。

>> 「This room smells of cigarettes.が第3文型にもなる」についてもう少し説明していただけますか。(B20 b)のlikeを用いた場合も同様に考えてよろしいですか。)
自動詞+前置詞が他動詞の働きをするのは理解できますが、cigarettesがsmells of(動詞)の動作や行為の対象(目的語)なのでしょうか。


確かに動作や行為の対象とは言えないので、意味的には第3文型(SVO)とは言えませんが、of をとっている動詞句なので、take care of と同じように、形(式)的には「他動詞」と考え、第3文型と見なせないこともないと思います。また、of cigarettes を smells を修飾する「副詞句」と考えれば、「第1文型(+副詞句)」と考えられます。要は、文型の解釈に対するアプローチの仕方の問題だと思います。個人的には、第1文型か第2文型と考えるのがしっくりいきます。

That tastes like toothpaste. は、第1文型か第2文型のどちらかという解釈が妥当だと思います。
【第1文型】That(S)tastes(V)like toothpaste(副詞句).
【第2文型】That(S)tastes(V)like toothpaste(C).

「like+名詞」は「of+名詞」ほど形容詞的な感じがしないので、第2文型よりも第1文型と考える方がしっくりいきます。


>> 第三文型でSlash Translationをすると、This room smells of〜.及びsmells like〜.の文はどうなりますか。

This room(この部屋は)smells(においがする)of cigarettes(タバコの).
This tea(このお茶は)smells(においがする)like coffee(コーヒーのような).



26頁
22


He said he had to steal in order to pay his bills.

日本訳は 「窃盗せざるを得なかったと言った。」
となっていますが、これは 「窃盗をせざるを得ないと言った。」
と捉える事はできないでしょうか?

【回答】

できます。この文は2通りの解釈が可能です。

(A) he had to steal は He said より以前のこと ((テキストの解釈))

  「彼は,自分は窃盗をせざるを得なかったのだと言った」

(B) he had to steal は He said と同時点(の習慣) のこと ((質問者の解釈))

  「彼は,自分は窃盗をせざるを得ないのだと言った」


(A) の場合は he had had to steal という大過去を用いれば正式で厳密な英語になります。



26頁
24


He's always lived a life of luxury.
この設問の解答は間違いなしだが、livedをlivingにするか、もしくは単なる誤植ではないかと思いますがどうでしょうか?
 
【回答】

He's の 's は has の短縮形です。つまり、この文は He has always lived a life of luxury. という現在完了形です。
's は is だけでなく has の短縮形でもあることを忘れないようにしてください。



32頁
48


この英文では、社用車は一人に一台つづ与えられたのか複数台与えられたのかどちらに解釈すればいいのでしょうか?

【回答】

文法的にはどちらの可能性もありますが,常識的には 「一人一台」 と解釈するのが妥当でしょう。




43頁
22


"設問の call (自動詞 )は call you という意味です。" とあります。
call meという意味にはとれませんか? 判断のポイントを教えてください。
 
【回答】

call me という意味にもとれます。
この自動詞 call は 「電話をかけてくる」 という意味です。
判断のポイントは "文脈" ですが、この設問には文脈が省かれているので、どちらの意味にもとれます。
区別を明確にしたい場合は、call を他動詞で用い、I expect her to call me/you. とします。



44頁
33


he kept changing the subject. について質問があります。
この keep の意味は、「自動詞の keep (on) doing ;...し続ける」 に相当すると理解していますが、この時のdoing の品詞は現在分詞と判断してよろしいでしょうか?
(例文は「自動詞+現在分詞句/形容詞用法」と理解しました。 )
 
【回答】

そう考えて良いですが、 keep を他動詞、Ving を動名詞と考えることもできます (下記の「第3文型」)。

「Vし続けている」 という意味での keep の文型
 
 第2文型    keep Ving  ←現在分詞
     V  C  
 第3文型    keep  Ving  ←動名詞
     V  O  



47頁
40


Mr. Matsui, could you please have a picture taken with me?
とすることは可能でしょうか?

【回答】

できません。意味が変わります。

[A] Could I have a picture taken with you?
    「私は (人に頼んで) あなたと一緒に写真を撮ってもらっていいですか?」

[B] Could you have a picture taken with me?
   「あなたは (人に頼んで) 私と一緒に写真を撮ってもらうようにしてくれますか?」


[A] がテキストの解答で正しい文です。 [B] は you (松井選手) に写真撮影の手配をさせることになってしまいます。




49頁
48


解説の my sister play をplaying にしても問題ないですか?
それと問題の talking を me talk with my boyfriend とすることも可能ですか?
 
【回答】

両方とも可能です。



52頁
5


c)の文章についてなのですが、解答では"What is this money used for ?"という語順になっていますが、"For what is this money used ?"という語順では間違いなのでしょうか?


【回答】

For what is this money used? は自然な文とは言えないので避けた方がよいでしょう。 For what で目的を強調する言い方としてありえない文ではないですが、その場合も、For what? だけにして主語と述語を省くのが自然です。

同様に、次の(b)も不自然です。 Like what? だけなら全く問題ありません。

 (a) What does she look like?
 (b) Like what does she look?


「前置詞+疑問詞」 を文頭に置く疑問文はとてもフォーマルな言い方で、次のような例が考えられます:

  With whom did he go?

しかし、冒頭の What is this money used for? のような be動詞が使われる文で同じことをすると不自然に聞こえますし、また、be動詞以外でも上記 (b) のように不自然に聞こえる場合が多いので、あえて 「前置詞+疑問詞+〜」 の疑問文を使う必要はないと思います。



56頁
13


「lack of students」について、351頁T-26の解説『「特定の出来事や経験」を表す文ではtheを付ける必要があります』によると「the lack of students」となるのではないですか?
 
【回答】

いいえ、ここでは the をつける必要はありません。
話し手はここでの 「生徒不足」 を 「一般的」 な事象として語っていると考えることができます。
これを述べる以前に、この大学の生徒不足についての言及があって、「今説明したこの生徒不足により…」という意識で 「生徒不足」 と言うのなら、the をつけて限定[特定]し聞き手にそれを示す必要があります。



61頁
20


A thousand paper cranes were made 〜 の were は was ではダメなのでしょうか?

【回答】

ご質問は P318 の 12 の解説を読んだことで生じた疑問ですか?

引用符を用い "A thousand paper cranes" もしくは "A Thousand Paper Cranes" として 「千羽鶴」 を "複数の鶴" でなく "1つ" のかたまりにすれば単数形の was が可能です (この場合は were よりも was の方が自然です)。

 "A thousand paper cranes"was made ...

 "A Thousand Paper Cranes" was made ...




61頁
21-g


解答に We had the rules of the game explained to us. とあるのですが、この to us は必要なのでしょうか?

【回答】

あった方がベターです。 to us がなくても, 「ゲームのルール説明が "us" に対してなされた」 と推測できますが,あった方が 「us に対して説明がなされた」 ことが明確になります。



62頁
24


「kept clean」 の代わりに 「kept cleaned」 ではまずいですか?

【回答】

clean は形容詞で 「きれいな」 という意味です。
cleaned は動詞 clean (…をきれいにする、…を掃除する) の過去分詞なので 「きれいにされた」 「掃除された」 という意味になります。
よって、be kept clean は(A)「きれいに保たれている」 になり、be kept cleaned は(B)「きれいにされた状態に保たれている」、(C)「掃除された状態に保たれている」 になります。
(A)と(B)は同じ意味になるので、どちらでもよさそうですが、形容詞で言えるのをわざわざ過去分詞にはしないので、be kept clean が適切な英語です。be kept cleaned が適切と見なされるのは(C)の意味で用いる場合です。




63頁
22


最終行 after S+V は副詞句ではなく副詞節ではないか?
 
【回答】

「副詞句」 という説明で良いと思います。

「after S + V」 なら副詞節ですが、該当箇所は 「… after 〜」 という副詞節(after 〜)の修飾を受けた 「…」 ですので、the day after tomorrow(明後日)が副詞句であるように an hour after 〜 も副詞句と考えられます。




72頁
16


I'll go with you.にするとおかしいでしょうか。

【回答】

おかしくはありませんが,ニュアンスが少し異なります。

I'll come with you. は 「同行」 に重点を置いた表現です。「僕も君に同行するよ」 という意味です。
I'll go with you. は 「目的地」 に意識があります。目的地を思い浮かべながら 「僕も君と一緒にそこへ行くよ」 という場合に用います。



72頁
22


She was the 1,000th baby to be born since the hospital opened.についてです。
一般にsinceは完了形とともに使われる接続詞だと思います。
to have been bornにならないのはなぜでしょうか。
 

【回答】

確かに、since は完了形の文や動詞句を修飾するのが一般的ですから、厳密な文法に従えば to be born ではなく、to have been born になります。 但し、この設問の英文で完了形( to have been born ) を用いることは少なく、単純形(to be born) を用いる方が一般的です。
「since 〜」 という副詞句や副詞節が 「文」 を修飾する場合は、その 「文」 を完了形(have [has, had] Vp.p.) にしないと文法的に正しくないと見なされますが、この英文のように 「since 〜」 が to不定詞を修飾する場合は、完了形(to have Vp.p.)を用いない方が一般的です。
to不定詞の完了形 (to have Vp.p.) は表現的に長くて複雑です。 よって、簡素な英文が良い英文だと考えるネイティブは、to不定詞の完了形を用いるのはできれば避けたいと考えます。そして、やむなく用いる場合も、完了形を単純形で置き換えられないかと考えます。 その結果、「特に意味的に差し支えがない」 のであれば、完了形を単純形で代用して表現を 「簡素化」 します。
「序数」 や 「最上級」 に修飾される名詞をto不定詞が修飾する場合は単純形を用いるのが一般的ですが、これは、完了形にしなくても意味的に誤解がないので簡略化した、ということです。




74頁
29

b) の問題についてなのですが、関係副詞の先行詞で用いられる名詞なら、前置詞を省略出来るなら、houseも関係副詞の先行詞になれるので省略出来ると思ってしまったのですが、どう解釈すればいいのでしょうか?

【回答】

ご質問に対する回答は解説の6行目から7行目に書かれています。
つまり, place も house も関係副詞(where)の先行詞として用いることができる名詞です。 しかし,place が to不定詞と共に用いられることが非常に多いのに対し,house が to不定詞と共に用いられることは多くありません。 非常によく用いられる表現 (place to不定詞など) は (意味に誤解が生じない限りにおいて) 本来文法上(=理論上)必要なことば (つまりここでは前置詞) がそぎ落とされて簡素化され (つまり効率化され) ,簡素化された形がやがては一般化する (つまり正しい用法と見なされる) , ということです。


84頁
66

f) は 「誤解を招くとさえ言える」 と訳してあるのですが、not to say を辞書で調べると 「とは言わないまでも」 と書いてあったのですが、「誤解を招くとは言わないまでも」 と訳すことは出来ますか?
 
【回答】

「not to say ...」 を 「…とは言わないまでも」 と和訳しても(覚えやすいので)かまいませんが、 この表現は 「…と言ってもよいくらい」 「…と言えるほどだ」 という意味なので 「誤解を招くとさえ言える」 という和訳の方がよいでしょう。


86頁
68

この文の 「a shame」 は 「恥ずかしいこと」 ではなくて、「残念なこと」 という意味ではないでしょうか。

【回答】

a shame は used when you wish a situation was different, and you feel sad or disappointed (LDCE) ということですから, 確かに一般的には 「残念なこと」 「遺憾な事」 と訳した方が良さそうですね。

cf. a shame = a thing that one feels is wrong or unfortunate or that one regrets (OALD)




90頁
08

目下、とありますが、英訳ではそのニュアンスが出ていないように思われますが、如何でしょうか?
At present, を入れたらどうでしょうか? よろしくご指導下さい。
【回答】

英文が現在進行形で書かれていることに注目してください。
「目下」のニュアンスは現在進行形で表現できますので、一字一句英語に訳す必要はないと思います。
「目下」を多少強調的に言うのなら、At present, I'm considering ... としてもかまいません。



91頁
03


設問の解答ですが、quit は現在形で、stop は過去形であるのが何故なのか教えて下さい。
【回答】

解答の quit は現在形ではなく過去形です。 quit は不規則変化をする動詞で、過去形、過去分詞共に quit です。



92頁
12


that I've been deceived を 過去形 I was deceived に置き換えることは出来ますか? 騙されたのは過去のことなのにどうして現在完了形が使われてるのですか?
 
【回答】

過去形(I was deceived)にしても不自然ではありませんが、現在完了形(I've been deceived.)がもつ次の2つのニュアンスは消えてしまいます。
1) 騙されたのは 「最近」 の出来事
2) 騙された自分が 「今」 ここにいる
現在完了形は、話し手の意識が過去ではなく 「現在(の状況)」 に向けられていることを示します。




93頁
13


解説に 「...に嘘をつく」 は 「lie to ...」 なので 「嘘をつかれる」 は 「be lied to」 になるとあります。
これは、51頁解説02 b)「自動詞 laugh を laugh at とすれば目的語が取れるので受動態が可能です。」と同じ解釈ですか?
尚ジーニアス英和辞典の成句には「laugh at O」はありますが、「lie to O」の表記はありません。それでも「lie to」を他動詞として扱うことできると考えて良いですか?
 
【回答】

同じ解釈です。
また、lie to を他動詞と考えてよいです。一般に、「自動詞+前置詞」 は第3文型の他動詞と見なすことができますが、受動態で用いられるかどうかは、その動詞句がよく用いられるかどうかで決まります。 lie to はよく用いられる動詞句ですので、受動態で用いても不自然ではありません。



96頁
27


解答では、"I don't remember him[his] saying a bad thing about anybody." となっていますが、"I don't remember (that) he said a bad thing about anybody." でも正解でしょうか?

【回答】

remember は目的語に that節をとれるので、それでもかまいませんが、解答の方が頻度の高い表現方法です。 つまり、remember は that節よりも動名詞を目的語にとる使い方の方が一般的だとということです。
ちなみに、that節を目的語に置くのなら、remember よりも think を使って、次のように言う方が一般的です。

 I don't think that I have ever heard him say a bad thing about anybody.



100頁
40

large〜 の前には being の省略があって area に掛かる分詞構文と考えてよろしいでしょうか?
 
【回答】

being ではなく which is が省略されていると考えるのが妥当です。

 There is a free parking area, (which is) large enough for sightseeing buses.

分詞(構文)は副詞句ですから名詞である area を修飾できませんが、which is ... は形容詞節なので修飾できます。



103頁
05


"今目の前で飛んでいる魚"を表したい場合は、fish that are flying で良いでしょうか?


【回答】

それで良いです。

また,現在分詞を用いて fish flying としてもかまいません。 この場合は副詞(句)を後ろにおいて fish flying in front of the boat のようにした方が表現により安定感が生まれます。



108頁
22


過去分詞に副詞節の意味が・・・とありますが、ここがよくわかりません。副詞節だとすれば、何を修飾しているのですか。
 
【回答】

副詞節は動詞(句)や文を修飾します。

1番目の文は A joy is doubled という文(=主節)を修飾しています。
2番目の文は a sorrow is halved という文(=主節)を修飾しています。

通常、副詞節は文(=主節)の前か後ろに置かれますが、ここでは主語と動詞の間に挿入されていると考えることができます。



108頁
24


P355 の 34 のように冠詞を付けて A Joseph Smith called me ... としても良いでしょうか?
【回答】

A Joseph Smith (ジョセフ・スミスという人が) called me on my cell phone. でも間違いとは言えませんが,文頭でいきなり A Joseph Smith と Joseph Smith の識別を聞き手に強いるのは (特に会話であればなおさら) 負担が大きいので A man called Joseph Smith とした方が自然です。



110頁
ポイント説明について


p106の過去分詞の形容詞的用法@とp110の過去分詞に副詞やハイフンがつく場合の冒頭にあるポイント説明に関する質問です。
p106においては、過去分詞を修飾する副詞がついて過去分詞句になる場合は名詞を後ろから修飾と書いてありますが、p110においては、副詞+過去分詞は名詞を前から修飾する。と書いてあります。
大変失礼な言い方ですが、説明が矛盾している気がします。名詞の前に置く場合と後ろに置く場合の違いなど、詳しく教えていただけませんか。
【回答】

P110のポイント説明(1〜2行目)は少し厳密さを欠いていたので、以下のように改めます。

過去分詞を修飾する「-lyの副詞」(例: carefully, highly)は過去分詞の前に置いて「-lyの副詞+過去分 詞」とし、これが名詞を修飾する場合は、名詞の「前」に置くのが自然である。

この説明に従って、31, 32の設問を解くと、

設問31: carefully selected ingredients 
設問32: highly developed technology

の語順になります。

31を ingredients selected carefully、32を technology developed highly にすると、わかりにくい、不自然な英語になります。
「-ly の副詞」 以外の副詞句を伴う場合、例えば、ingredients selected carfully by our chef(我々のシェフによって慎重に選ばれた食材)、technology developed during World War II(第二次大戦中に開発された技術)、のような場合は逆に、P106のポイント説明に書かれている通り、過去分詞句を名詞の後ろに置きます。




110頁
33


,(comma)の使い方が良く分かりません。
,(comma)以下のwith句(with solid 〜 attack)は、何を修飾していますか?
合わせて、withの用法を分かりやすく教えてください。
@Teamを修飾する形容詞用法,
Awell-balancedを修飾する副詞用法,
B本文全体を修飾する副詞用法 
よろしくお願いいたします。
 
【回答】

with solid defense and powerful attack は名詞句(a well-balanced team)を修飾する形容詞句です。
カンマが有っても無くてもここでは形容詞句と見なされ、自然な和訳では両者の違いは出ませんが、英語では、カンマが有る方は、形容詞句が 「補足的」 な意味合いになります。これはちょうど、関係代名詞の非制限用法(=カンマが有る場合)と制限用法(=カンマが無い場合)の違いと同じです。

They are a well-balanced team, with solid defense and powerful attack
= They are a well-balanced team, which has solid defense and powerful attack
彼らはバランスの取れたチームで、(つまり)堅い守りと強力な攻撃力を持つ。

They are a well-balanced team, with solid defense and powerful attack
= They are a well-balanced team that has solid defense and powerful attack
彼らは堅い守りと強力な攻撃力を持つバランスの取れたチームだ。

*上記の和訳はあえて違いを強調したものです。

112頁
40


find を「思っている」と訳しているのですが、think に置き換えることはできますか?
もし置き換えることが出来るならthink の「思う」と言う意味と find の「思う」と言う意味にはどのような違いがありますか?
 
【回答】

「find+名詞+形容詞」 は一般的ですが、「think+名詞+形容詞」 は非常に堅苦しい言い方で一般的ではありません。think を使う場合は 「think (that) 名詞 is 形容詞」 の形にするのが自然です (この設問では You must think such long hours are tiring. になります)。
think は単に「思う」という意味ですが、find は 「何かの経験を通じてある考えを持つに至っている」 という場合に用い、この意味では 「find+名詞+形容詞」 か 「find that 文」 の形で表します。




117頁
14


ニューヨークで暮らしていた私、と訳し、それをニューヨークで育ったので、というのは誤訳と説明されておられますが

ニューヨークで育った私、と訳してしまうと、分詞構文というより、分詞の形容詞的な用法と同じということになりませんか?

ニューヨークで暮らしていて、と訳すのも間違いなのでしょうか?

これは124ページの信仰心のあついニュートン、のところも同様に理解ができません。

信仰心があつく、ニュートンは、、、、、信じていた。では誤訳となるのでしょうか。
 
【回答】

それぞれ、「ニューヨークで暮らしていて、私は…」 「信仰心があつく、ニュートンは」 と訳してかまいません。

著者が 「ニューヨークで暮らしていた私は…」 と和訳したのには、次の2つの理由があります。

【理由1】
「文頭に分詞が置かれる分詞構文は、分詞に「理由」の意味がある」と解説する有名なネイティブの文法書があり、これをそのまま引用した日本の英文法書の解説がこれまでの英語教育の主流ととなっているようです。しかし、実際に数多くの「ネイティブ」の書いた英文に当たってみると、そのような「理由」の意味に解釈すべき英文はほとんどなく、「理由」の意味を学校で教えられたが故に、分詞構文に出くわすと常に「理由」の意味が頭をよぎり、いつまで経っても分詞構文の感覚がつかめない英語学習者が多いようです。
著者がこの設問の解説で「分詞の意味は中立的に捉えて下さい」と言っているのはそのためです。ここで言う「中立的」とは接続詞という色めがねを通さないで、単純な前置き説明として捉える、ということです。
そもそも理由を明確に述べたいのなら、because, as, since, so のような接続詞があるわけで、わざわざ分詞を使っているということは、理由の意味は「〜なので」と和訳できるほど強くはない、ということです。
ネイティブがこの設問の英文のように、分詞を文頭(すなわち主語の前)で、人物紹介で多く見られ、これは単なるスタイル上の好みです。
ぎこちない和訳でもよいので英語の意味に忠実的に和訳してよいということなら、次のようになります。

Living in New York, I took skyscrapers for granted.
ニューヨークで暮らしているという状況のもと、私は超高層ビルをあって当然のものと見なしていた。

これをより英語の意味に忠実に、かつ日本語としてきれいな和訳にした場合、「ニューヨークで暮らしていた私は」 と訳すのが(分詞が形容詞的用法に解釈され文法上不都合に聞こえたとしても) 最も簡便だということになります。

【理由2】
この英文の分詞(Living)を「主語を修飾する形容詞的役割」と捉えるネイティブがけっこういます。つまり、次の1番目の英文は2番目、3番目と同じ意味だ(もしくは大差ない)というわけです:

(1)Living in New York, Nancy took skyscrapers for granted.
(2)Nancy, living in New York, took skyscrapers for granted.
(3)Nancy, who lived in New York, took skyscrapers for granted.


よって、設問の英文は、「ニューヨークで暮らしていた私は」と和訳するのが適切だ、ということになります。



118頁
19


H13〜21は「分詞が文頭に置かれる場合」の設問ですが、本問は文末に置かれています。何か意図がありますか?
 
【回答】

H-18で Seeing と Seen の違いを問題にしたので、H-19 ではさらに同種の問題として comparing と compared の違いを取り上げましたが、分詞の位置を文頭にせず、文末に置いてしまいました。
compared to other countries を文頭に置くと、この条件の重要性が増します。他方、文末に置くと、補足的になります。ここではどちらがより自然だということはなく、あくまでどういう意味にしたいかで位置が決まります。



120頁
27


固有名詞North Americaは、北米という場所を示しますか?それとも北米市場という主語とイコール(補語)の意味ですか?何かが省略されているのでしょうか?
【回答】

North America は「北米」という場所を表し、「場所」と「市場」はイコールで(be動詞で)結びつけることができます。何も省略されていません。



124頁
38


a) He hugged everyone goodbye.

goodbyeは名詞と考え、hugも(kissと同様) 第4文型の動詞と考えるのでしょうか?
 
【回答】

はい、そう考えて良いと思います。.



124頁
39


a) Her lip was quivering.

lips と、複数形には、ならないでしょうか?
【回答】

lip でも lips でもどちらでもかまいません:

Her lip was quivering.
Her lips were quivering.

lip は可算名詞で、上唇と下唇の 「両方」 が震えている場合は lips に、上唇と下唇のどちらか 「片方」 が震えている場合は lip になります。



127頁
45


thereを意味上の主語として用いても良いのは分詞構文だけですか?動名詞やto不定詞の意味上の主語でthereを用いることはできませんか?

【回答】

できます。to不定詞の場合は for there to be ... になり,動名詞の場合は there being ... になります。いずれもやや堅い言い方です。

◎ for there to be ...

It's natural for there to be a tension between money and religion.
(お金と宗教の間に緊張関係があるのは当然のことだ)


◎ there being ...

I can't imagine there being a better hotel in San Francisco.
(サンフランシスコにこれより良いホテルがあることは想像できない)

* imagine の目的語は being ... で there は意味上の主語



128頁
51


b) memories came rushing back to me. とあります。
came back (to …) の用例は見ますが、rushingが入ると意味はどのように変化しますか?また、rushingの品詞は何ですか? 自動詞came + Ving の用法になるのですか?
 
【回答】

rushing は come を修飾する現在分詞(副詞用法)と考えてはいかがでしょう。
「rushしながら[rushするように]comeする」 という解釈です。




130頁
2


この設問では part of の前に the がついており、一方p350の24では part of な前には theがついておりません。この違いはなぜなのでしょうか?
 

【回答】


P350の設問24の場合は part of ... の一般的な使い方です。
一方、P130の設問02の場合は、part of ... の part が that tells you ... の関係代名詞節によって修飾されています。 関係代名詞節の修飾を受ける単数名詞には(原則として) the が付きます。



134頁
17


この that節は副詞節ですか。
 
【回答】

that節に副詞節の役割はありません。 
設問の英文の that節は名詞節(すなわち名詞)として前置詞 of の目的語になっています。
前置詞 of は名詞節をとることができますが、that節という名詞節はとれない、ということで (但し、「in that節」 のような例外はあります)



135頁
19


concerned は解答になりませんか?

【回答】

concerned も可能です。 但し,worried, afraid と比べるとかなり使用頻度が落ちます。



138頁
32


It is very important that a legal translator ___ a basic knowledge of the law.

答えが have となっていますが、hasではないのでしょうか?
 

【回答】


現在形と原形の区別に注意してください。テキストの解説に書かれているように、この設問文のthat節では「動詞の原形」が用いられます。have という動詞の「原形」は have で、has は「原形」ではなく、(主語が三人称単数形の場合に用いられる) haveの「現在形」です。




140頁
42


sure や certain を用いる際、
・肯定文:be sure [certain] that節
・否定文:be not sure [certain] if [wheter]節
ということですが、疑問文ではどちらになりますか?
 
【回答】

疑問文では that節 になります:

Are you sure [certain] that 〜 ?
(〜ということに確信がありますか? → 〜なのは確かですか?)



142頁
43


what を主語、my astrological sign を補語ととることはできないでしょうか?

【回答】

できません。 「what+be動詞+名詞」 となる場合の 「名詞」 は 「主語」,what は 「補語」 です。

以下の設問に答えてください。

 適語を選べ
 (1) What ( is, are ) they?
 (2) What ( is, are ) the typical signs of a stroke?

どちらも are が答えですね。(1)は they が主語,(2)は signs が 「主語」 だからです。

ちなみに,(動詞がbe動詞で) what が主語になるのは次のような場合です。

(1) what+be動詞+形容詞

  例: what is wrong

(2) what+be動詞+副詞(句)

  例: what is there [here, on the table, in the room]


但し,例外的に 「what+be動詞+名詞」 の what が主語,「名詞」 が補語になることがあります。これは,その 「名詞」 が意味的に 「形容詞」 である場合です:

 what is fun (何が楽しいか)
 what is the matter (何が問題であるのか = what is wrong)



144頁
52

I-52 の設問文 How old did you tell him that you were? は (あまり使われない言い方というよりも) 文法的に非文であり、that は削除する必要があるとのことですが、下記の記述を見つけて戸惑っています。

安藤貞雄『現代英文法講義』(開拓社) の 38.3.2「間接疑問文」と 38.3.3「架橋動詞と非架橋動詞」には、that を用いた以下の文が、非文ではない文として掲載されています。

  (1) What did you say that you would do?
  (2) What did John claim that Bill stole?
  (3) What do you think that John claimed that Bill stole?

・これらの文の that はすべて間違いということになるのでしょうか? 特に、(2 番目の文から派生した) 3番目の文は、2 つある that の両方が間違いなのでしょうか、それとも一方だけ (最初の that だけ) なのでしょうか?

・第 4 文型である設問文と、上記の第 3 文型の文とでは、事情が違うのでしょうか? そうである場合、第 4 文型の
  (4) What did you tell her that John had claimed that Bill had stole?
という文は、2 つある that の両方が間違いでしょうか?

仮に、that を用いるのが間違いでないとしても、そのような言い方を積極的にするべきではないと思いますので、このような議論にこだわること自体、益の少ないものかもしれませんが、解説をお聞かせいただければ幸いです。


【回答】

本書の設問文 How old did you tell him that you were? は文法的に完全に間違いです。解説にもある通り、接続詞の that が不要だからです。
他方、お示しになった他の参考書の(1〜(4) の英文の that は全て文法的に正しい使い方です。

本書の設問文は、元々は、以下のように、第4文型の tell の直接目的語に how old you were という間接疑問文が置かれた疑問文で、

 Did you tell him how old you were?

この how old が文頭に出た形です。tell の直接目的語は how old you were であって、 that how old you were ではありませんから、接続詞の that が入り込む余地はありません。

他方、
(1) は第3文型の say の目的語に that節が置かれた形で、that節中の 他動詞 do の目的語が what で、この what が文頭に出た形です。

 Did you say that you would do
what?

(2) は第3文型の claim の目的語に that節が置かれた形で、that節中の 他動詞 stole の目的語が what で、この what が文頭に出た形です。

 Did John claim that Bill stole
what?

(3) は第3文型の think の目的語に that節が置かれた形で、that節中の 他動詞 stole の目的語が what で、この what が文頭に出た形です。

 Do you think that John claimed that Bill stole
what?

(4) の tell は第4文型で tell の目的語が that節(すなわち、that John had claimed that Bill had stole what)です。また、この that節中の claimed は第3文型で目的語が that節(すなわち that Bill had stolewhat)です。そして、stole の目的語の what が文頭に出た形です。

 Did you tell her that John had claimed that Bill had stole
what?



146頁
61


what few belongings 〜 の what を取って、関係代名詞の省略としても意味は変わりませんか?
また、what SVの場合は、SがVする、どんな、全部、といったallの意味が必ず入るのでしょうか?
 
【回答】
what を削除すると、「どんな…も全て」 という意味がなくなりますから、意味が変わります。
「what S + V」 は 「どんな…も全部」 という意味が入りませんが、「what+
名詞+S+ V」 の場合は 「どんな…も全部」(the whole) という意味が必ず入ります。



148頁
63


This を Here に替えることは可能でしょうか?
here は副詞で主語に置けないことはわかっていますが、Here is/are 名詞 という倒置形を目にするので質問させていただきました。

【回答】
できません。Here is where 〜. は間違いです。

Here is/are …. の主語 「…」 には 事物や人を表す 「名詞」 を置きます。 where 〜 のような 「名詞節」 は置きません。



148頁
69


whichever course suits your needs を which course suits your needs とした場合の違いは何ですか? whoever, whichever, whateverを単純にwho, which, what を強調したものと考えることは出来ますか?
 

【回答】
whichever を which に変えることはできません。which course suits your needs は「どちらのコースがあなたのニーズに合うか」という意味の間接疑問文になるので choose の目的語には意味的に置けません。同様に whoever を who に置き換えても「誰が〜か」という意味の間接疑問文になるので文が成立しなくなります。勿論、whatever(何であれ〜なもの)を what(〜のもの)に置き換えた場合は文として成立し、whatever は what を強調したものと考えることができます。




150頁
03


The man who was sitting in front of me.. .の was sitting は sat ではだめなのでしょうか? sit は座る(瞬間的に終わる動作)か座っている状態を表しており進行形にすると、”しつつある”あるいは、"行為を繰り返している"意味になりませんか。

【回答】

結論的に言うと,sat in front of me は 「私の前に座った」 という瞬間的な動作に解釈されます (ですから不適切です)。

was sitting in front of me は 「私の前に座っていた」 という状態に解釈されます(「座りかけていた」 「繰り返し座っていた」 という意味にはなりません)。




154頁
13


a) Las Vegas is not the same town it was ten years ago.

b) Las Vegas is not (  ) it was ten years ago.

解答欄には【what】となっていますが、【where】ではないですか?

whatもwhereも先行詞を含みますが、whatは『こと・人』の場合で
whereは『場所・場合・点』などで、Las Vegasはwhereの例にあたります(『GENIUS』)。
 

【回答】

いいえ、where ではなく what が正解です。

be動詞の後ろに置かれる 「where 〜」 は 「〜である場所に」 という副詞の意味を持ちます。
よって、「<S> is where 〜.」 という構文は、「<S>は 〜である場所に 存在する(is)」 という意味になります。

これを、設問に当てはめると、以下のように、「ラスベガスの所在地が移転した」という意味になってしまいます。

 Las Vegas is not where it was ten years ago.
 ラスベガスは それが10年前にあった場所に (現在) 存在していない。

 * is も was も共に 「存在する」 という意味であることに注意.


156頁
20


設問の回答として
I have two sons and five grandchildren, all of them live nearby.
は正しいでしょうか。


【回答】

正しくありません。
2つの文をカンマ(,)で区切って並べただけでは、2つの文の関係性を示せないからです。
2つの文の関係を示すためには、解答のように関係代名詞を使うか、次のように接続詞(ここではand)を用います。

 I have two sons and five grandchildren, and all of them live nearby.



156頁 
23

現在(も)、オーナーがワンマンで知られると解釈して、解答の was を is にしても良いですか?


【回答】

不可能ではありませんが,これが英語の試験であれば is は間違と見なされるでしょう。 "現在(も)、オーナーがワンマンで知られると解釈して" とおっしゃっていますが,それは英語の自然な解釈ではないからです。 「(私が)働いていた」 (worked) のは過去のことだから 「ワンマンで知られる」 もその過去の時点でのオーナーの評判,つまり過去形で表すというのが自然な[一般的な]考え方です。



158頁
26


Mary said she saw with me ではダメでしょうか?

【回答】

a) the girl that Mary said she saw me with
  (関係代名詞 that は with の目的語)

b) the girl that Mary said she saw with me
  (関係代名詞 that は saw の目的語)


文法的には b) も可能です。 a) と b) はニュアンスが少し違います。

a) は saw me with (the girl) ですから,「私を見た。そして私は女の子と一緒だった」 → 「私が女の子と一緒にいるところを見たよ」 ということです。

b) は saw (the girl) with me ですから,「その女の子を見た。そしてその子は私と一緒だった」 → 「女の子が私と一緒にいるところを見たよ」 です。

この設問の英文の意図は,「"私が女の子と一緒にいるところを見た" とメアリーは責めていたけど,その女の子というのは僕の妹だったんだ」 と弁解をしているのでしょうから,a) の形になります。




158頁
26


解答が that Mary said (that) she saw me with とありますが、最初の that は,問25と同じように省略できないのでしょうか?

【回答】

that Mary said ... の that (目的語の関係代名詞) は省略が可能です。



158頁
26


〜 is my sister. ではダメなんでしょうか?

【回答】

だめです。和訳の 「妹だよ」 は現在形ですが, この文は過去の事を話しているので過去形にします。 P4の設問07を復習してください。

The girl 〜 is my sister. は今目の前にいる人について述べるのに用います。



158頁
30


the only Chinese who I know speaks Russianとする事は可能ですか?
 
【回答】

できません。意味が変わってしまいます。

He is the only Chinese I know who speaks Russian. 
彼は、私が知っている(複数いる中国人の中で)ロシア語を話す唯一の中国人だ。

He is the only Chinese who I know speakes Russian. 
彼は、ロシア語を話すということが私にわかっている唯一の中国人だ。




163頁
41


解説で、答えが、「where を省略するか that にする」 となっていますが、先行詞が最上級などでもないので、物事の場合に用いる目的格の which も OK なのではないでしょうか?

【回答】

自然な英語という点から言えば which は解答に入れるべきではありません。

一般にネイティブは which を 「非制限用法」 (関係詞の前にカンマを付ける用法) で用います。 (但し,契約書やテクニカルな文書は別です)

今後少し注意してネイティブが (ネイティブを対象に) 書いた英文を読んでみてください。制限用法 (カンマがないもの) の which が使われていることはほぼ皆無で,which が使われている場合は非制限用法 (カンマがあるもの) だとわかります。

よって,ENGLISH EX の関係代名詞の問題文でも 「制限用法」 の which を用いた英文は出てきません。




168頁
58


The Edward whom he mentioned is probably Edward Smith.

上記の回答「間違いなし」は理解していますが、「The Edward・・・」を 「A Edward・・・」 にすると間違いですか?



【回答】

the Edward ... は 「彼が話していたエドワード」 が一人しかいないことを示しています。
an Edward ... は 「彼が話していたエドワード」 が何人かいてその中のある一人になります。

例文が意図する 「エドワード」 は一人しかいないので an Edward ... は間違いです。



169頁
56

この文は非制限用法ですが、Re-Startの例文 There was an Australian guy there whose name I've forgotten.(Lesson119)は、形容詞節は同じですが、制限用法になっています。違いがいまいち解りません。

【回答】

次の2つの文の違いを考えてみます。

(a) The winner was a Russian athlete whose name I've forgotten. (制限用法)

(b) The winner was a Russian athletewhose name I've forgotten. (非制限用法)

(a) は 「私が名前を忘れてしまったロシア人選手が何人かいて,勝者はその中の一人だった」 という意味です。
(b) は 「勝者はあるロシア人の選手だった」 という意味で,それに付け加えて 「そのロシア人の選手の名前は覚えていないけれど」 と言っています。この文では私が名前を忘れてしまったロシア人選手が一人なのか何人かいるのかはわかりません。

これが 「a(n)+ 先行詞  関係詞節」 と 「a(n)+先行詞, 関係詞節」 との厳密な使い分けです。ただ,実際問題としてはネイティブの間でもこの区別がルースになっており,本来 (b) の非制限用法で表すべきところを (a) の制限用法で表している例がよく見られます。




174頁
01-e)


些細なことで恐縮ですが、catch cold は catch a cold ではないでしょうか。

【回答】

catch cold でも全く問題ありません。

Cobuild Dictionary の下記のリンク先の下部に catch cold/catch a cold と出ていますのでご参考に。
http://dictionary.reverso.net/english-cobuild/cold




182頁
31


P43の17の解説からすると、意図的に明かりをつけておいたので left ではなく kept にすべきではないですか?

【回答】

leave + O + C は意図の有無に関わらず,ある状態にして放置するという意味で, 「本来そうすべきでないことを行う」 という含みがあります。 この含みを当てはめると,P42設問18の keep と leave の使い分け,並びに,P182設問31の leave の使用は説明がつきます。

但し, leave は本来 「立ち去る」 という意味なので,「leave + O + C」 は単純に 「OをCの状態にして立ち去る」 という意味でも用いられます。 この意味では必ずしも 「本来そうすべきでないこと」 とは限りません。



185頁
39


as を that にすることはできないでしょうか?

【回答】

できません。 everything that it is の that は関係代名詞の補語格ですから,「それが現在ある(ところの)全て」 となり,意味をなしません。

 
leave everything as it is
   (すべてを,それが現在あるようにして,残しておく)

   * it は everything を指す代名詞。


 
× leave everything that it is
   (それが現在(そうで)ある全てを残しておく) ←意味が不明

   * it は前文で出てきた何らかの単数名詞



186頁
40


「ご存じのように」は"As you know"が自然な言い方だと思いますが、この As は Like に置き換えても意味としては通じるのでしょうか?

【回答】

Like you know としても通じますが、as you know が慣用的に用いられるので、積極的に使わない方がよいでしょう。



186頁
45


to drive me home の部分ですが、これで「私を家まで送る」の意味になるのでしょうか。辞書(ジーニアス英和)を使って調べたのですが、svocで使うときは、「(人を)・・・の状態にする」という意味になると載っていました。教えてください。お願いいたします。
 

【回答】

drive ... home は必ず 「…を家まで車で送る」 という意味になります。
home の品詞は形容詞や名詞ではなく 「家へ」 という副詞です(here, thereなどと同類)。 副詞は SVC の C や SVOC の C にはなりません。 C に置かれるのは主として形容詞で、drive の場合も SVOC の C には形容詞を置きます。



188頁
48


b の as young as he was は分詞構文の being が省略されていると解釈すべきですか?
 
【回答】

そう解釈できます。 そして Being に加え as も省略したのが c) だと考えられます。
b) (Being) as young as he was
c) (Being as) young as he was




188頁
50


解答では 「while か whereas」 となっていますが、but ではだめなのでしょうか?

【回答】

but でもかまいません。 ここでは逆接の but でも、対比の while/whereas でもどちらでも大差ありません。 but にすると、設問の日本語にある 「一方で」 の意味合いが弱まる程度であることと、多少くだけた(=口語的な)文章になることぐらいです。



192頁
65


1.K65の <as far as> を副詞節を導く接続詞として用いていますが、辞書では接続詞として扱われておらず、慣用句として扱われていると思います。最初のasは副詞(farを修飾)、後ろのasは接続詞の構成になっていると考えますが、この形はもともとどのような構文から変化したのでしょうか(接続詞+主語+動詞+as far as I know, he lives abroad,not in Italy.)

2.K22の < as long as >についても同じ内容の質問です。
 

【回答】

「as far as」 と 「as long as 」は比較級構文で習う 「as 副詞/形容詞 as …」(…と同じだけ《副》/《形》)です。
「as …」 の as には接続詞前置詞の働きがあるので、as の後ろは 「」 と 「名詞」 の両方をとることができます。

(A) as 副詞/形容詞 as   (<文>と同じだけ《副》/《形》)

(B) as 副詞/形容詞 as 名詞  (<名詞>と同じだけ《副》/《形》)


K65の「as far as 文」は、上記の(A)に当たり、far は「程度が遠く」という副詞で、「<文>と同じだけの程度の遠さで」という意味から転じて「<文>である所まででは」という「範囲」を表すようになりました。

K22の「as long as 文」も、上記の(A)に当たり、long は「長く、長きに渡って」という副詞で、「<文>と同じだけ長きにわたって」という意味から、「<文>している間はずっと」という期間を表したり、さらに転じて「<文>でありさえすれば」という条件を表すようになりました。

テキストの解説では、紙面の都合上、意味の成立過程までは説明できませんので、as far as、as long as、now that などを (接続詞と同じ働きをするので ) 接続詞としています。

ちなみに、以下は、上記(B)で as far as と as long as を用いた例です:

 as far as the horizon  (地平線まで(遠くに)ずっと)
 as far as 50 kilometers (50キロも(の遠さで))

 as long as 10 years  (10年もの長さで、10年もの間)
 as long as a football pitch (フットボールのコートぐらい長い)




197頁
07


『未来進行形(will be ...ing) は will の持つ 「意志・意図」 の意味を打ち消す働きをします。』という説明に関して質問があります。
L-06の答えを Will you be giving me a ticket? にすることも可能と書かれています。その場合、(L-06の)元々の答えは意志未来、こちらは単純未来の意味になるのですか?
 
【回答】

次の文は「意志未来」にも「単純未来」にも解釈できます。
(1) Are you going to give me a ticket?
「あなたは私に違反切符を渡すつもりですか?」(意志未来)
「あなたは私に違反切符を渡す(ことになる)のですか?」(単純未来)

また、次の文は「単純未来」に解釈されます。
(2) Will you be giving me a ticket?
「あなたは私に違反切符を渡す(ことになる)のですか?(単純未来)

ちなみに、(2)の方が(1)の単純未来よりもフォーマルな言い方です。



197頁
08


この未来進行形(will be ...ing)の使い方ですが、これは例外的に「意志・意図」の意味になるということでしょうか。
 
【回答】

そう考えてよいと思います。
未来進行形は一般に「単純未来」を表しますが、以下のような表現では「意志未来」 の willが「ずっと…し続けている」という進行形を伴っていると考えられます。

 I'll be looking forward to it. 「私はつもりだ+ずっとそれを楽しみにし続けている」
 I'll be watching him. 「私はつもりだ+ずっと彼を見守り続けている」




198頁
15
(c

two weeks' notice の 「’」 は何の意味ですか?
 
【回答】

所有格の 's の s が省略されて ' だけが残ったものです。

単数名詞の所有格には 's を付けますが、複数形のsが付いた複数名詞の所有格は ' だけを付けます。
別の例を挙げると、単数形 boy の所有格は boy's ですが、複数形 boys の所有格は boys's ではなく boys' になります。



201頁
21


p.201の21の解説の2行目に「didn't use to」、「Did … use to」とありますが、「did't used to」、「Did … used to」ではないでしょうか?
 
【回答】

解説に書いてある通り、used は「過去形の動詞」と考え、一般動詞の過去形の使い方と同様、「didn't use to」、「Did … use to」とするのが一般的です。

「used to 動詞の原形」 の用法については以下のサイトの下記の説明をご参考に。
http://www.macmillandictionary.com/dictionary/british/used-to_1

Questions and negatives are usually formed with ‘did’ + use to (with no ‘d’):
 Did you use to work here?
 We didn't use to earn much.

The spelling ‘did used to’ is sometimes used, but many people think that this is wrong.
In formal English, negatives are often formed with used not to:
 They used not to allow shops to be open on Sundays.
The short forms usen't to and usedn't to are sometimes used, but they sound rather formal and old-fashioned.




202頁
26


When would be a good time for me to call you?

it を入れて When would it be a good time〜?とすることは可能ですか?
【回答】

可能です。
When would it be ...? (itが主語,Whenは副詞) が正式な言い方です。
When would be ...? (Whenは主語) はくだけた(会話向きの)表現です。



202頁
29


「君ならそうするだろう」としてwouldが用いられていますが
何故wouldが使われているのか理解できないでいます。

このwouldは仮定法のwouldなのでしょうか。

もしそうなら実際に話し手は過去に「私が思っていることを言った」という事実があります。例えば「私ならそうするだろう」なら私があなたの立場ならという仮定を含んでいるのでwouldを使用するはのは理解できます。
 
【回答】

仮定法を「反事実」「非日常」「非現実」と定義づけるのであれば、ここでの would は仮定法ではありません。

ここでの would は単純な「想像」で、事実とは無関係です。「君だったらそうするだろうね」 と単純に想像しているだけです。

would の意味を 「想像」 と捉えて、この「想像」の中には、反事実的な、非現実的な想像もあれば、事実や実現可能性とは無関係な単なる想像もある、と考えれば良いのではないでしょうか。



206頁
42


42b の easy being a cop の部分の、being が何なのかわかりません。不定詞なら名詞の後ろに置いて修飾と本書には書いてあるのですが、動名詞については書かれていないと思います。
動名詞の名詞の修飾の仕方(あるなら)についても教えてください。
【回答】

being a cop の being は動名詞です。to不定詞に置き換えると to be a cop になります。文頭の It は being a cop in L.A. を指す形式主語です。
この 「It ... 動名詞」 の形式主語構文は、N-08 〜 N-10 で詳しく解説していますので、そちらを読んでください。



214頁
70


【mustn't の使用に関する補足】

設問の下線部 mustn't は完全に間違い、ということではありません。ただ、非常に希である、ということで、特に、設問のような比較的くだけた会話では不自然に聞こえます。

must の否定形を 「きっと…ではないだろう」 「…でないに違いない」 という意味で用いることはありますが、must not という短縮しない形が一般的で、considered conclusion (よく考えた末の推論) を表すフォーマルな表現です。

 "Ted said he spoke Spanish, but that must not be true, since he couldn't even find his way here."
 (Tedはスペイン語を話せると言っていたが、それはきっと本当ではないだろう。ここへ来る道順すらわからなかったのだから)



216頁
76

”彼らがずっと成功している”の部分の訳が、their continued success になっています。success は続けられる物なので、continued になっていると思いますが、their があるので、彼らが続けている成功(あるいは their は意味上の主語)で、thier continuing success とはならないのでしょうか?。thier が the であれば、the continued success しかないと思いますが。

【回答】

their continuing success としてもかまいません。 their が the であっても continuing は使えます。

要するに,continued も continuing も still happening, existing or done (依然として続いている) という意味の "形容詞" と見なされます。

過去分詞の continued の方が現在分詞の continuing よりもよく用いられます。



224頁
03

「・・・ネイティブは実現可能性の高低に関係なくこのshouldを用います」と説明されていますが、Cambridge Grammar of English(2006)では、

1) Should can be used in a conditional clause where it has the meaning of ‘happen to’/‘chance to’. Should suggests that the speaker thinks the possibility is remote:

* If you should run into Peter, tell him to call me.

2) Should occurs in hypothetical conditional clauses with if in formal contexts, expressing tentative possibilities:

* Some people carry a card which says that if they should be killed in an accident, they are willing for their organs to be used for transplantation.

* If you should need anything else, do just let me know.

確かに、2)のように可能性の高低に関係なく用いる改まった表現であることが分かりますが、文脈によっては、1)のように可能性の低さを考慮に入れる必要があるのではないでしょうか?

【回答】

この問題については私(編集者)は過去に3〜4人のネイティブに質問をしたことがありますが,彼らの返答は全て,「直説法の if ... should に (上記 1) が示すような) 可能性の低さは特に感じられない。これはあくまで formal な表現だ」 ということでした。それは,おおむね,P326 「文法解説について」 で紹介されているコンサルタントの回答と同じです。また,ネイティブの1人(アメリカ人)は,if ... should の should には tentative "should" (ためらいを表す should) の意味しか知らないと言っていたことを覚えています。

ですから,英語の学習者が 1) で示された should の意味を覚える必要はないと思います。 直説法の if ... should は (ビジネスの場などで)改まった言い方をしたい時に用いると覚えておけば十分だと思います。

should が 1) の意味で解説されているのはイギリスの出版社の出している英文法解説書に見られますので,直説法の if ... should に可能性の低さを感じるイギリス人はいるようです。しかし,それも個人差があります。 少なくとも,学校英語や学習参考書で should を 1) の意味でしか教えていない現状は大いに問題があると思います。




231頁
24


M-24 の d) の解説で以下の記載があります。
「 d) は you'd think (= you would think) が過去形なのでthat節は時制の一致(R29) 〜(略)〜 と過去形になっています。」

この解説を読んで、he was の was を過去形にしている意味がよく理解できませんでした。というのも以下の様に考えたからです。

・ここでの would は婉曲・想像のもので過去の意味はない (P200のポイント解説)
・よって過去の文脈ではなく現在(または未来)の文脈であるため、wasを使用するのは適切ではない。
・P322 の R-27 では仮定法の従属節が時制の一致を受けないことが書かれているが、M-24 のケースもそれと同様なのでは?

本件、詳しいご解説を頂ければ幸いです。

【回答】

M-24 d) You'd think he was quite a religious man.
(彼がかなり信心深い人であると思うことでしょう)

この文の was は 'd (= would) の影響を受けたもの,つまり時制の一致によるものです。 時制の一致で was とする方が一般的ですが,is としても間違いではありません。

おっしゃるとおり,ここでの 'd (= would) は現在や未来の想像であり,過去の "意味" ではありませんが, "形" が過去形です。 そして,時制の一致とは,(過去の "意味" ではなく) 過去形の "形" に引きずられて従属節中が過去形になる現象です。


R-27のケースでは,thinks を thought にすることはできません。 thought にすると, 「彼女は(過去のある時点で)どう思っていたのか」 という過去の意味に誤解されるからです。

M-24 d) のケースは,If you were to hear him talk が 「現在もしくは未来の想像」 であることを明示しています。ですから,you'd think he was quite a religious man としても was が過去の意味に誤解される心配はありません。 ですから,時制の一致が起こるのです。 仮に,If you were to hear him talk という条件節がなかったとしたら,was は過去の意味に誤解される危険性が出てくるので,話し手は(時制の一致を避けて) he is quite a religious man という現在形を選択していたはずです。



238頁
02


It's time to get up! で意味上の主語(for you)は必要ないのですか?
 
【回答】

ありません。for you を付けると不自然な英語になります。 
for you をつける必要があるのは、誰が get up するのかが不明瞭な場合です。
ここでは you に向かって直接言っているのですから、get up するのが you であるのは明白です。



260頁
33


You can't have either. についての解説がいまいち理解できておりません。
日本語の「両方はだめです」というのは「両方とも(一緒には)だめです」ということで、これは全体否定だと思うのですが、いかがでしょうか?
そうすると、設問の「not + either」のままでよく、部分否定だと説明されている「not + both」ではないように思えます。

【回答】

「両方だめです」 は 「2つある中の2つ共だめ」 なので全体否定ですが,「両方だめです」 は 「両方共だめです」 = 「2つある中の片方だけしかだめです」 で部分否定です。( 「は」 の働きに注意してください)

この設問では 「どちらか一つ選んでください」 ということばの後で 「両方だめです」 と言っているので,部分否定であることは明白です。

not + either は neither と同じ意味で 「2つある中のどちらもだめ(=2つ共だめ)」 という全体否定ですから,この設問で You can't have either. にすると, 「どちらもだめ」 = 「両方ともだめ」 になって,「どちらか一つ選んでください」 ということばと矛盾します。



260頁
35


a showy article may の may はどのような意味で使われているのでしょうか。

推測や許可の意味ではないと思うのですがいかかでしょうか。
 
【回答】

ここでの may は 「…かもしれない」 という意味(推測もしくは可能性の意味)です。
a showy article 以下を直訳すると、 「きらびやかな物が必然的に価値がある、とはならないかもしれない」 という意味です。



261頁
35


この gold は形容詞でしょうか? 名詞ととると gold が先行詞の様に思えて紛らわしく先行詞と関係代名詞節を分離する必要が分かりません。

【回答】

gold は名詞です。しかし,「that glitters の先行詞のように思えて紛らわしい」 ということはありません。英米人は英語を前から読んで理解するからです。

つまり,All is not gold までを目にした時点で, All が具体性を欠いていると感じ,その後に All を具体化する形容詞相当表現(おそらくは形容詞節)が来ることを予想します。 そして,予想通り that glitters が続くので,これが All を修飾する形容詞節であることが何の障害もなく理解できるのです。

この文は All that glitters is not gold. としてもよいのですが,All is not gold that glitters. とした方が結論 (主語と述語) が早く現れ,英語として歯切れの良い,格言らしい言い方になります。

以下の文も同じ理由から All that comes to his net is fish. という(素直な)語順にするより格言らしく聞こえます。

 All is fish that comes to his net.
 (彼の網にかかるものは全てが魚だ)
 *物事をプラス思考で考えることを勧めた格言




262頁
40

「親」というのは複数いるのが一般なので There are no parents 〜 とすべきではないでしょうか?

【回答】

「その子には親がいない」 と言う場合,「子供」 のもつ親は 「複数(=父と母)」 が一般的なので,その否定形は 「no+複数形」 で

 That child has no parents.

とするのが一般的です。

しかし,この設問の文は単に 「〜な親はいない」 と言っているだけですから,複数が一般的とは言えず,There are no parents ... と 「no+複数形」 にすべき理由はありません。

There are no parents who ... と複数にしてもかまいませんが,There is no parent who ... と 「no+単数形」 にすることにより,There is not a single parent who ...(…な親はたった一人もいない) という意味により近くなり,この文の意図に合致します。



265頁
02


ABC社は何階にありますか?の英訳が What floor is ABC on? とありますが、なぜABC社に冠詞は不要なのでしょうか?
【回答】

「ABC社」 の ABC は固有名詞です。 固有名詞には冠詞を付けません。
「マイクロソフト社」 を、冠詞を付けて the Microsoft や a Microsoft とせず、無冠詞で Microsoft とするのと同じです。



265頁
03


辞書に強調の do の使用例として "Who did open the door?" という文が載っていたんですが、同じようにこの文の does も強調の助動詞と考えることはできませんか?

【回答】

設問の日本語の意味を無視すれば,強調の does と考えることができ正しい英文と見なすことができます (その場合,does は have the most countries を強調します)。

しかし,設問の日本語の英訳としては不自然です。強調の does を用いた Which continent does have the most countries? は,「では,"実際に" 最も多くの国があるのはどの大陸でしょうか?」 という場合に用います。



268頁
18-a


訂正された解答の There is a lot of work to be done. ですが、Excel の和訳から英訳する練習を行った時にこれを There is a lot of work to do. としてしまいました。 to do ではいけないでしょうか?

また、21-a
there remain sevral challenges to be overcome. を there remain several challenges to overcome. としてはいけないでしょうか?

【回答】

どちらでもかまいません。

「There is/are/remain+主語」 の主語に置く場合,a lot of work to be done と a lot of work to do の間に意味の違いはありません。

challenges to be overcome と challenges to overcome も同様です。

但し,I/We have の目的語に置く場合は,それぞれ a lot of work to do,challenges to overcome とするのがふつうです。




273頁
32


補足例文で [did] の扱いがよくわかりません。下記ご指導ください。

(1) 原文
So quickly did the flames spread that the house soon became a raging inferno.

(2) 通常語順に変換した場合は下記でよいですか?
The flames did spread so quickly that the house soon became a raging inferno.

(3) 下記の倒置は成立しますか?
So quickly did spread the flames that the house soon became a raging inferno.

【回答】

本文の解説に 「so と結びつく語句が文頭に出ると疑問文と同じ語順の倒置が起こる」 と書いてあります。

「疑問文と同じ語順」 なので,the flames spread という過去形の文が did the flames spread という過去形の疑問文(の語順) になります。

よって,ご質問の(2)と(3)は誤文です。

(2) は The flames spread so quickly that the house soon became a raging inferno. にします。
この spread は過去形です。(一般動詞を過去形にする場合は(過去の事実を強調しない限りは) 「did+原形」 とはしないという過去形の基本を思い出してください)




283頁
68


When arriving ではいけないでしょうか?

【回答】

間違いとは言えませんが,お勧めできる英語ではありません。

「when+〜ing」 という形は 「〜する際[場合]には…してください[…である]」 といった決まり事や指示・一般論,習慣的な事を述べるのに用いられるのが一般的で,この設問のような 「過去の特定の出来事」 は 「When+主語+過去形」 を用いるのが自然です。

「when 〜ing」 の典型的な例を下記に挙げておきます:

 Make sure you bend your legs when lifting a heavy load.  (ALL IN ONE 例文392)




284頁
76


初対面で「お会いできてよかったです」は、
「It was nice meeting you.」
ということですが、
設問75の初対面で「お会いできて嬉しいです」の
「It's nice to meet you.」
と比較して、過去形になっているのはわかりますが、
to不定詞から動名詞になっているのは何か意図がありますか?
 
【回答】

初対面の人との別れ際のことばとしては、個人差もありますが、動名詞を用いた It was nice meeting you. (及び Nice meeting you.) の方が to不定詞を用いた It was nice to meet you. よりも頻繁によく使われるからです。

この表現で動名詞が好まれる理由は、動名詞は進行形が持つ継続的なニュアンスを含むため、It was nice meeting you. は 「あなたと出会って一緒に時間を過ごし、そのことが素敵だった」 という感じを出せるからだと考えられます。



285頁
75


解説の3行目に 「設問の 「こちらこそ」 は 「So am I,」 と言うこともできます。」 と書かれていますが、この「こちらこそ」の記載は76の設問にあり、記載場所は同ページの一番下に記載されるべきものと考えますがいかがでしょう。

 

【回答】

ご指摘通り、設問75の解説の 「こちらこそ」 は 「私もです」 の間違いです。お詫びして訂正させていただきます。

ちなみに、
設問75では、I’m glad to meet you. を受けて So am I. とした場合は I am glad to meet you too. の省略形と見なされ、適切な返答になりますが、
設問76で、(It was) nice meeting you. を受けて So am I. とした場合は、I am nice meeting you too. と言っていることになるため、不適切な返答になります。




292頁
13


比較の構文は、than の前後で比較する内容を並べていますが、この13のa) については理解できておりません。

than の前にある 「Most books when closed are taller」 は、「大半の本は閉じた状態ではより長い」で、thanの後ろにある 「they are wide」 は、「それは幅が広い」 と、than の前後の文章内で、比較する部分がそろってないように思えるのです。

例えば設問の09では 「short」 さを比較しているのに、この設問13では 「tall」 さと 「wide」 さを比較してるような文章に思えます。

【回答】

設問の09は tall(高さ) と wide(横幅) を比較しています。 次のように理解されてはいかがでしょうか?

I'm shorter than he is (short).
「私は,彼(の背の低さ(short))と比べ,低さの程度がより大きい(shorter)」 → 「私は彼より背が低い」

Most books are taller than they are wide.
Most books are more tall than wide.

「大半の本は(それらの)横幅の長さ(wide)よりも縦の長さがより大きい(taller, more tall)」 →「大半の本は横より縦がより長い」

比較級の構文をきれいな理屈で理解するのは難しいと思います。 理解しづらいものは暗記するのがよいと思います。




294頁
21


解答:The investigator's job is to collect as much information as possible.
「muchは修飾する名詞の「前」に置く」と記載がありますが、
例えば英辞郎でas much as possibleを検索すると、
release information as much as possible
可能な限り多くの情報を公開する

provide cooperation as much as possible
出来得る限りの協力を行う
などという例文があります。
collect information as much as possibleでも正しいように思うのですが。どういう場合が、「muchは修飾する名詞の「前」に置く」文章になるのか、違いが分かりません。 教えてください。

【回答】

検索された例は2つとも不自然 (間違い) です。 通常は次のように言います:
 release as much information as possible
 provide as much cooperation as possible
つまり,本書の設問文の正解文と同じ形です。ここでの much は 「多くの」 という意味の,を表す形容詞です。

much を 「とても」 という,程度を表す副詞で用いる場合は as much as possible の形が可能ですが,その場合の much は I like it very much. とか Thank you so much. などで使う much と同じです。 次の文の much は 「とても」 という意味の副詞として動詞句 enjoy life を修飾しているので正しい用法です。

 You should enjoy life as much as possible.
 (君は人生を目一杯楽しむべきだ)


302頁
43


after the Missouri  とあるのですが分詞構文を使って following the Missouri としても大丈夫でしょうか?

【回答】

following でもかまいませんが,「序数+最上級」 の後では after の方がよく使われます。

英語表現の言い換えに関する質問は際限がありませんので,ご自分で疑問を解決する方法をお教えしましょう。

Google (http://www.google.co.jp/) で検索ボックスに

"the second longest river after"
"the second longest river following"

と打ち込んでヒット件数を比較してみます。引用符の " " は必ず付けてください。

すると, after の表現は 48,400件ヒットし, following の表現は1 件で, after が一般的であることがわかります。ただ,これだけではまだデータが少ないので,次に river の部分を * に変えて次のように打ち込んでみます。 この * は何らかの文字が入るという意味です。

"the second longest * after"    (ヒット件数 2,190,000件)
"the second longest * following"  (ヒット件数 1,030,000 件)

さらに,longest を他の語に,例えば largest に,変えて調べてみるとよいでしょう。

"the second largest * after"   (ヒット件数 44,000,000件)
"the second largest * following" (ヒット件数 35,700,000件)

こうして調べると 「after の方が一般的だけれども following も用いられる」 という事実が見えてきます。特定の英語表現がその文脈で適切であるかどうかの判断は良質な英文を大量にインプットした人間にしかわからないものですが,インターネットの検索を使えばそうでない人でもある程度正確な判断ができます。

本来はヒット件数だけでなく,ヒットした頁をきちんと調べ,そこに書かれている英語がネイティブによるものかどうか,検索された頁の英語に重複がないかまでチェックしなければいけませんが,ヒット件数だけでもある程度正確なことがわかります。




304頁
46


b) The whale is larger than any other animal.

これが正解ですが、なぜanimalが単数なのですか。
"animals"複数でも意味は同じですか?
【回答】

複数形(animals)にしても「意味」は同じで、間違いとは言えませんが、単数形(animal)にする方が一般的です。
理由は、「単数形」の主語を「比較級 than any other+名詞」を使って他者と比較する場合、比較の対象である他者の「名詞」も単数形にして1対1の比較を行うのが妥当だからです(「名詞」を複数形にすると1対複数の比較、すなわち「鯨1頭」と「他の動物たちの合算」との比較、という屁理屈な解釈も成り立ちます)。
他方、主語が「複数形」の場合は逆に、「名詞」は複数形にして揃える方が自然に聞こえます。
まとめると、以下のようになります。

鯨はいかなる他の動物よりも大きい。
【主語が単数形】 The whale is larger than any other animal.
【主語が複数形】 Whales are larger than any other animals.




304頁
51


The shirt cost 1000 yen less than usual. はなぜ costs ではなく cost なのでしょうか。
 
【回答】

この設問文は “過去形” ですので cost の過去形である cost になります。

 The shirt cost (そのワイシャツは負担させた)
 1000 yen less (1000円より少ない額を)
 than usual.(通常より)。



306頁
52

iPhone に the が付く理由が分かりません。

【回答】

iPhone は telephone と同じく 「普通名詞(可算名詞)」 だと考えれば the iPhone である理由がおわかりになりますね?

可算名詞の総称 (種類・種族全般) の表し方は本書330頁の 02, 03 に詳しく書かれています。

製品の仕様を述べる文では 「the+単数形」 という専門的・学術的な言い方が最もよく用いられます。




316頁
10b


every の役割は何ですか? One in ten studentsでも10人中1人の生徒と解釈出来ますか?
 
【回答】

every は 「毎…」 「…ごとに」 という意味で、one in every ten students は 「10人の生徒ごとに1人」 という意味です。 every four days なら 「4日(ごと)に1日」 → 「4日に一度」 という意味になります。
one in ten students は 「10人の生徒の中に1人」 で同じ意味で使えます。in の代わりに out of (…の中で) を用いて、one out of (every) ten students とすることもできます。



333頁
07


There is little furniture in her room.は、「彼女の部屋には小さい家具がある」という意味にもなりますか?

【回答】

furniture は不可算名詞です。不可算名詞を修飾する (a) little は 「大きさ」 ではなく 「量」 を表します。



336頁
13


13 b) の回答は、a new pair of sunglasses か some new sunglasses となっていますが、I bought new sunglasses and a swimsuit. として、someをつけなくても正解ですか?

【回答】

無冠詞複数形はその種類全般を表す総称というのがネイティブの考えの根底に流れています。
よって,I bought new sunglasses. の new sunglasses は「新しいサングラス全般」を表す総称のように聞こえます。
極端に言えば,この文は「新しいサングラス全般を買う」のように聞こえます。そこで,「新しいサングラスの一部を買う」 という意味にするために some を付けます。
some sunglasses は1セットか2セット以上かはわかりませんが,後ろの a swimsuit が単数なので,1セットだろうと聞き手は推測します。



341頁
18


She smiled a weak smile.ではいけませんか?

【回答】

構いませんが,gave の方が一般的です。
"gave a weak smile" と "smiled a weak smile" を Google で検索してヒット件数を調べてみてください。

* このような英語表現の使用(頻度)はネットの検索エンジンを使えばわかると思います。ご自分で解決するスキルを身に付けてください。



348頁
14


この設問では the singer にすると世の中に1人しかいない歌手を示すということですが、もしそうなるとしたら関係代名詞は非制限用法となりコンマがつくのでしょうか?

【回答】

いいえ,制限用法のままです。「"複数存在しない" "唯一無二" の先行詞は非制限用法で表す」 という説明を誤解しています。 以下の違いに注意してください:

 (1)  a singer who can write lyrics and melodies
      詩と曲の両方が書けるシンガー
 
   
*話し手はこの条件に該当する者が世の中に複数存在すると考えている。

 (2)  the (only) singer who can write lyrics and melodies
      詩と曲の両方が書けるシンガー

    
*話し手はこの条件に該当する者は世の中やあるグループ内で1人しか
     いないと考えている。先行詞の the singer は the only singer と言った方
     がより意味が明確。



(2) は who以下の関係代名詞節の修飾を受けた結果,先行詞が1人に限定されることを意味します。

他方,非制限用法にするのは次のように,先行詞の存在が(関係詞節の修飾を受ける以前において)すでに1人に限定されていて "唯一無二の存在" である場合です。
下記の場合,先行詞の the singer は例えば Betty Smith という人物 (この人物は世の中に1人しかいない) であることがあらかじめわかっている場合です。

   the singer, who can write lyrics and melodies
   詩と曲の両方が書ける "例の"シンガー (つまり Betty Smith)




348頁
19


私達は2台目の車を買うことを検討しています。ということは私達の2台目の車ということで、その人達の2台目の車は世界に一つ しかないのでthe second car とすることはできませんか?
また解説の、「second が another の意味で使われる場合は複数存在する中の一つなので a を付ける。」とあるのですが複数存在する中の一つというのは具体的にどういうことですか? 2台目の車は特定の一台だけではないのですか?
 
【回答】

例えば、「それは私が購入した2台目の車だった」 という場合の 「2台目の車」 はどの会社のどの車かがわかっているので(つまり唯一の存在なので)the が付きます。しかし、「2台目の車の購入を検討しています」 という場合は、まだ購入前なのでどの会社のどの車かが特定できず、不特定多数の中にある 「別の1台の車」 なので another car になります。この another car が本人にとって2台目ならば a second car に、3台目であれば a third car になる、ということです。勿論、「2台目の車」 は本人にとっては唯一無二の存在なので、その意味では the second car ですが、a second car という表現が使えるのにあえて the second car を使った場合、その2台目の車は特定できる存在、つまり、「あの展示場に並んでいた2番目の車を買うことを検討している」 といった解釈も可能で、紛らわしさが残ります。



350頁
24


the year の the は a に置き換えることはできますか?また、この the はどういう意味の the ですか?ある特定の年の一年と読むのは間違いですか?
 
【回答】
othe には名詞を特定化する働きと、その「名詞全般」を表す働きがあり、この the year の the は後者です。「1年全般」つまり「どの1年も」という意味です。all the year around (1年を通じて)などの the もこれと同じで、時の表現でよく用いられます。
a year にすると「彼らはたいてい "ある年" の一部を海外で過ごす」という解釈も可能になるために避けるべきです。 each year(各年)なら誤解なく置き換えが可能です。
また、「 "その年" の一部を海外で過ごす」という意味にしたいのなら、the year は避け、that year という誤解のないことばを選ぶべきです。



P367
14


them では駄目でしょうか。

【回答】

one が自然です。

「幽霊の存在を信じる」 という場合の 「幽霊」 は 「幽霊全般」 を表しますから総称を表す複数形が適切です (P330-02, 03参照)。

一方,「まだ幽霊を見たことがない」 という場合は,「幽霊を複数 (ghosts) 見たことがない」 と考えるよりも 「幽霊を1体 (a ghost) 見たことがない」 と考える方が自然です。つまり,ある時幽霊を目撃したという場合,一度に複数の幽霊 (ghosts) を目にするよりも,単数の幽霊 (a ghost) を目にすると考える方が自然です。

よって,them (= ghosts) ではなく one (= a ghost) が自然です。




368頁
20


下線部が the tax revenues ということなので the ones と置き換えることは出来ますか?
[the 複数名詞] は those もしくは the ones に置き換える事が出来ると考えることはできますか?
 
【回答】

後ろに前置詞句、過去分詞、関係代名詞節などの修飾語が付く場合は、those と the ones の両方を使うことができます。その場合、those の方が the ones よりややフォーマルな響きがあります。
但し、前置詞句が 「of ... 」の場合は、those of ... が一般的で、the ones of ... はまれです。この設問では those を the ones と置き換えない方が無難です。




370頁
25


2つ目と3つ目の toward は省略可能でしょうか?

【回答】

toward は繰り返しになるので2つ目以降は省略ができますが,読みやすさの観点から考えると, one toward New York, another Pennsylvania, and the other New Jersey よりも one toward New York, another toward Pennsylvania, and the other toward New Jersey の方が誤解が無く読みやすい文です。

一般に,繰り返しになったとしても前置詞は省略しない方が無難です。




371頁
28


anotherではだめでしょうか?


【回答】


another は文法的には可能ですが,意味的に others の方が自然[一般的]です。

「他にも(選択肢が)あるかもしれない」 と言う場合,ふつう 「一つ(another)」 の選択肢だけを思い浮かべるのではなく, 「複数(others)」 の選択肢を思い浮かべるからです。




388頁
14


この項目全般についてなのですが、形容詞が他の語と結びついて形容詞句を作る、ということがよくわかりません。p386の複数の形容詞を置く場合との区別がよくわからないので、詳しく説明していただけますか。
 

【回答】

「形容詞が他の語と結びついて形容詞句を作る」 というのは、「形容詞が副詞句などの修飾を受けて形容詞句になっている」 という意味です。

例えば、設問14の responsible は1語の形容詞ですが、for this という副詞句が responsible を修飾して、responsible for this (これに対して責任がある) で一つの意味のかたまりになっています。 この意味のかたまりは形容詞の意味をもっているので形容詞句だということです。

設問15も同様に、numerous は1語の形容詞ですが、これを too ... to count というフレーズが修飾して、too numerous to count (数えるには多すぎる) で一つの意味のかたまりになっています。 この意味のかたまりは形容詞の意味をもっているので形容詞句だということです。

他方、P386の設問11は、これとは異なるケースです。
例えば、a) の Twelve (12の) と Angry (怒った) はそれぞれ別個に独立して Men を修飾しているのでひとかたまりの句ではなく、あくまで個々の形容詞が並列して置かれている、ということです。




393頁
25の上の説明


three hundreds (300) や hundreds of ... (数百の) のように用いる場合は -sが付きます
と書いてありますが、これは何かの間違いではないでしょうか。それともこういう言い方があるのでしょうか。


【回答】

前半部分の 「three hundreds (300) 」 という説明、すなわち 「三百」 を 「three hundreds」 とするのは特殊なケース (下記の備考参照) で、一般的な説明としては不適切でした (一般的には 「三百」 は 「three hundred」 と 単数形にします)。

その部分の説明は全体として、以下のようにすべきだったと思います。

数詞を three hundred people (三百の人々) のように、後ろの名詞を修飾する 「形容詞」 として用いる場合は複数形の-s が付きませんが、「代名詞」 で hundreds (数百) としたり (下記の例を参照)、of を伴い 「形容詞句」 で hundreds of (数百の) とする場合は、hundred に -s を付けます。

[hundreds を代名詞で用いた例]
 Seventy people were killed and hundreds were injured.  
 (70人が死亡し、数百人がケガをした)

[備考]
 I gave him three hundreds. (= I gave him three 100-dollar bills.)
 私は彼に3枚の100ドル紙幣を渡した。


*この部分の説明は重版時には削除したいと思います。



401頁
23


P397の12の解説と矛盾しているように思います。〜 in Florida three weeks ago.とすべきではないでしょうか。

【回答】

P397の12の解説通り,原則としては 「場所 → 時」 の順番にしますが,「場所」 に焦点を当てたい (聞き手の注意を引きつけたい) 場合は 「時 → 場所」 の順番にします。テキストの英文はこのケースです。 

つまり,... three weeks ago/before in Florida は 「同じことが3週間前に "フロリダで" 起こった」 という意味で,話者は 「場所」 の in Florida に焦点を当てて (聞き手の注意を引こうとして) います。

次の文 (の和訳) と比較してみてください:

... in Florida three weeks ago/before
(同じことがフロリダで3週間前に起こった)




402頁
28

* a) の英文に関する解説が少しわかりづらかったようですので、より詳しく説明します。

a) の daily は「一定の頻度」を表す副詞なので「文中」ではなく「文末」で用います。
ですから、 The shop is daily open. は間違いで、The shop is open daily. が正しい英文です。
しかし、a) の英文には from 9 a.m. to 7 p.m. という「時」の副詞があります。同じ種類(ここでは「時」)の副詞は「短いもの→長いもの」の語順にするので、daily が前に出て、The shop is open daily from 9 a.m. to 7 p.m. とします。




403頁
27


seeを第五文型で使う場合、補語に形容詞を置いても良かったでしょうか。 辞書で調べた限りその様な用法は載っていなかったので気になりました。 原形動詞を置いて"I have hardly ever seen him be so angry."としてはいけないでしょうか。 他の第五文型で用いる知覚動詞も補語に形容詞を置いてもいいんでしょうか。

【回答】

かまいません。

「see+目的語+形容詞」 は 「see+目的語+being+形容詞」 (<目的語>が<形容詞>になっているのを目にする) の being が省略された形としてとよく用いられます。 Google で "see him so angry" もしくは "see him angry" と打ち込んでヒット件数を確認してみてください。 

「see+目的語+形容詞」 の場合,「形容詞」 が1語なのはややぎこちなく感じられ, so angry, really angry, terribly angry のように 「副詞+形容詞」 の2語にすることが多いようです。

see 以外では feel も補語に形容詞を置くことがあります:

I felt it necessary to explain why I had come.
S V O C
(私は何故そこへ来たのかを説明することが必要だと感じた。

ちなみに,この 「feel+目的語+形容詞」 は 「feel+目的語+to be+形容詞」 の to be が省略された形で, feel は 「(体で)感じる」 という知覚ではなく,「思う」 という認識なので,厳密には "知覚動詞" とは言えませんが。



404頁
36

c の We only stayed there for one night. の only は We を修飾して「私たちだけ」と解釈してしまったのですが、このような解釈は可能ですか?
 
【回答】

できません。 only は右側の語句を修飾します。よって、この文の解釈はテキストの和訳通り 「私達はそこに一晩しかいなかった」 だけです。
「私達だけがそこに一晩いた」と言いたいなら Only we stayed there for one night. とします。


410頁
54c


 Too hot water can dry and damage the skin.

上記に対する回答 "Water that is too hot" は理解できますが、
別回答として下記は拙いでしょうか?

 Such hot water can dry and damage the skin.

感覚的に間違ってそうな気がしますが 「形容詞+不可算名詞」
なので411ページの表に当てはめると Such が使えそうに思えます。
主語には上記が当てはまらないのでしょうか?

【回答】

such hot water は文法的には正しい表現ですが,「熱すぎるお湯」(water that is too hot) という意味にはなりません。

まず,such は too の持つ 「…過ぎ(て不都合だ)」 という "過度" の意味合いを含みません。

また,「such+形容詞+名詞」 は,後ろに that節を伴う場合は 「とても<形容詞>な<名詞>」 という意味で 「形容詞」 の程度を強調しますが,that節を伴わない場合は 「そんな[こんな]<形容詞>な<名詞>」 という意味にも解釈されます。

ご質問のケースは,very hot water (とても熱いお湯) という一般的な言い方があるのにあえて such hot water と言っているわけですから, 「そのような熱いお湯」 という意味に解釈するのが自然です。




412頁
04


解答は、She was chosen from among 3,000 girls to be the heroine of the drama.で、「の中から」 は 「from among」 とありますが、among がなくても文章として正しいですか。

例えばある英英辞書には例文として
Ron chose from the items in the catalog.
というのがあります。

「ロンはカタログにある商品の中から選んだ」 という訳になるかと思いますが、これには among がないです。

どういうときに among が必要なのかよくわかりません。教えてください。

【回答】

from among は目的語に 「数字」 が含まれる場合に用います。口語では among を付けないで言うこともあります。 よって、設問の解答は from among の方がベターですが、from だけでもかまいません。

他方、目的語に 「数字」 が含まれない場合には from を用います。引用された英英辞典の例文で from among を用いるのは不自然です。



418頁
22-f


sometime はどういう意味ですか? sometime があるのとないのではどう違うのでしょうか?

【回答】

sometime は 「それがいつなのかははっきりとは言えないが,ある時点で」 という場合に用いる副詞です。 sometime が無くても 「午後遅い時間に到着するはずです」 で,十分に意味が通じますが,sometime を付けると,「何時とははっきり言えませんが,午後遅い時間に到着するはずです」 という意味になります。


 
420頁
28-b


「27日以前までは」と訳されていますが、before 27thは27日を含まないと思います。「27日以前」という訳は誤りではないでしょうか。
 

【回答】

ご指摘の通り、「before X」は「X当日」を含まないので厳密に言えば、「X以前に」ではなく「Xより前に」が厳密な和訳です。
よって、この設問文の厳密な和訳は「赤ん坊は27日より前には生まれなかった」となります。

「X当日」を含む場合は、「on or before X」が厳密な表現であり、これが「X以前に」という和訳に当たる厳密な英語表現です。
では、「before X」を「X以前に」と和訳すると完全に間違いかと言うと、そうとは言い切れない部分があります。なぜなら、ネイティブでもbeforeを曖昧に使う人がいるからです。それ故に、契約書などでは、曖昧さを残さないための表現として、単に「before X」とせず、わざわざ「before X (exclusive)」(和訳:「Xより前に(X当日を含まない)」)とすることもあります。

ちなみに、Xを含まない表現では「more than X」 がよく知られていますが、「Xを含まずそれ以上」という和訳は簡潔さを欠くため、特に厳密さが要求されない文であれば「X以上」と和訳してよいと思います。


 
426頁
46


on top of の top に the がつかないのは慣例でしょうか。仮に on the top of としても問題ないでしょうか。
 

【回答】

on top of は(慣用的な)前置詞句で、the を付けずに用います。
on top of には、「…のてっぺんに」という意味と、「…に加えて」という意味とがあります。
「…のてっぺんに」という意味では、the を付けて on the top of としても問題ありませんが、on top of の方がよく用いられます。
「…に加えて」という意味で用いる場合は、on the top of とはできません。



427頁
47

aboveの解説で「真上」は意味しないと書かれていますが、オックスフォード英英辞典に we were flying above the clouds という英文があり、これは真上と解釈できるのではないでしょうか。また、意味説明でも真上も含んでいると解釈できる英文が書かれていると思います。解答をお願いします。
 
【回答】

解説は 「真上とは限らない」 としています。
above は 「…より高い位置で」 という意味で、対象より高度が上であることを示します。よって、「真上」 である場合もあるし、そうでない場合もあります。 他方、over は 「…を覆うように」 という意味なので、必ず対象の真上になります。
flying above the village は 「村より高い位置で飛んでいる」 です。飛んでいるヘリコプターが村より高い位置なのは言うまでもないので、これはおかしな文です。
flying over the village は 「村を覆うように飛んでいる」 から 「村の上空を飛んでいる」 になります。



428頁
58


Tシャツを着た男性、というのを in で以下のように回答がありますが、
Do you recognize that man ( in ) the yellow T-shirt?

このように、動名詞を使っても正しいですか?
Do you recognize that man (wearing) the yellow T-shirt?
【回答】

かまいませんが、in を用いた方がシンプルでベターです。
ちなみに wearing は 「現在分詞」 です。




438頁
88, 89


Re-Start の P39 の DICTIONARY では、「例文の except me は副詞句で文(Nobody's perfect)を修飾」と説明がありますが、English EX のP438 の冒頭のポイント説明では、「副詞句として文を修飾する場合はexcept forを用いる」 とあります。結局の所、副詞句として文を修飾する場合は、except と except for どちらが正しいんでしょうか?


【回答】

Re-Start の解説が厳密さを欠いています。 ENGLISH EX の解説通り,文を修飾する場合は except for を用い,名詞を修飾する場合は except を用います。

Re-Start の Nobody's perfect, except me. の except me は文末で "副詞的な使い方" をしていますが,厳密には Nobody を修飾する "形容詞句" です。(Nobody's perfect, except me は Nobody except me is perfect. の except me を意図的に文末にずらして表現に変化をつけたものです)。 

要は,「…を除いて」 の except (for) ... が修飾対象と見なせる "名詞" が文中に存在する場合は except を用い,存在しない場合は except for を用いるということです。(形容詞句か副詞句かと考えるよりも,修飾対象になりうる名詞が存在するか否かで使い分けを考えた方がわかりやすいと思います)。 ENGLISH EX の P428 の設問88は修飾対象になり得る名詞 (every day) が文中に存在するので except を用い,設問89の2つの文は修飾対象となる名詞が存在しないので except for を用いるということです。



455頁
11

give ... out の言い換えとして hand... in を書かれていますが、実際は、hand... in ではなく、hand ... out だと思われます。
 
【回答】

ご指摘ありがとうございます。
11の解説の下から4行目の記述 "「…を配る」(= hand ... in)" は間違いで、正しくは  "「…を配る」(= hand ... out)"  です。


472頁
30


dの文章の could の意味が分かりません。過去の実現を意味するのであれば1回きりの実現になり、could ではなく was able to とすべきだと思うのですが、解答をお願いします。
 
【回答】

I could barely work up the energy to go to the office.

この文の could は過去の発話時点における能力を述べています。「その時点でそれを行う(能)力があった」という意味です。全文を直訳すると、「私は(その過去の時点で)なんとか会社に行く力を絞り出す力があった」になり、「実際に会社に行った」とは明言していません。しかし、ふつう、このようなことを言うのは「実際に会社に行った」場合です。よって、次の意訳が可能になります。
「私はなんとかエネルギーを振り絞って会社に行くことができた」
「私はなんとかエネルギーを振り絞って会社に行けた」
勿論、I was barely able to work up the energy to go to the office. と言うこともできますが、ここではそこまで厳密に言う必要はないということです。



482頁
14


useは移動できない物を借りると書かれていますが、携帯電話の場合は移動できるものにあたり、オーレックス英和辞典によると1回の通話のためだけに借りる場合は固定、携帯を問わずuseを使うほうが無難と書かれています。
 ロングマン英英辞典やオックスフォード英英辞典を見ても移動できないものに限定するような明示はないため(用例でuse the phonneと書いていることから固定電話を想定しているということは読み取れますが)、useは移動できない物を借りるという解説は正確性を欠くと思います。
 「移動しないで物を一時的に借りる」というほうが適切だと思います。
 
【回答】

おっしゃる通り、「移動できない物を借りる」 としただけでは、「携帯電話を借りる」 と言う場合には use は使えないことになってしまいますので、説明を次のように改めます

use 【借りる】
移動できない物を一時的に借りる (例: トイレを借りる)、もしくは、移動せずに物を一時的に借りる (例: 人の携帯電話をその場でちょっとだけ借りる)。



488頁
24


a の例文は notice でも可能だと思うのですが、find のほうがより適切ということでしょうか。
オーレックス英和辞典に I noticed that my passport was missingという例文があり、a の例文と状況が同じなので、どちらがより適切なのか迷っています。

【回答】

「notice that 〜 」 は 「知覚による事象の発見」 を表し、「find that 〜」 は 「知覚及び考察による事象の発見」 を表します。 「パスポートがないのに気づく」 は 「知覚による事象の発見」 なので、どちらも等しく適切です。 「learn that 〜」 は堅い表現なので notice, find と比べて用いられる場面が限られます。



494頁
32-b


speakはここでは使えませんと解説されてますが、オックスフォード英英辞典ではHAVE A CONVERSATION to talk to sb about sth; to have a conversation with sb と書いてあり、一方的にしゃべる場合だけではなく、会話をする際にもspeakは使えると解釈できると思います。よって、bの文章(会話をしている状況)でもspeakが使え、一方的にしゃべる場合はspeakを使い、会話の場合はspeakとtalkの両方が使えるとするのが、適切だと思うのですが、どう考えられますか。
 

【回答】

おっしゃるように、talk の方が more common ですが、speak が使えないとは言えません。ここで speak より talk の方が好まれる理由は、speak(ことばを話す)よりも talk の方が「相互コミュニケーション」に重点があるからだと考えられます。speak の説明についてはご提案の説明を参考にして再検討したいと思います。




502頁
43


P383、71 の解説を読むと My hotel とした方が良いのではないかと思ったのですが。

【回答】

この文は話し手が 「ホテル」 で話しているので Our は 「話し手と聞き手」 ではなく,「話し手とホテルの従業員」 を指します。
Our hotel で 「私も含めホテル従業員一同」 というニュアンスの 「当ホテル」 になります。

これがホテル以外の場所で (すなわち自己紹介の時のように,その場にいるのが自分と聞き手だけの状況で) 「私達のホテルは」 と言うのなら P383の71の解説通りに My hotel とします。



505頁
45


I think not. を I don't think so. としてはダメなんでしょうか?

【回答】

I don't think so. でもかまいません。

I think not. は堅い表現で,この設問の英文のような堅い文では自然ですが,日常会話では I don't think so. がよく用いられます。



509頁
51


What kind of workではいけませんか?

【回答】

work が目的語なら動詞は do にします。
What kind of work do you do? は相手の仕事内容を尋ねる文になります。

 What kind of work do you do?
 どんな仕事をされているのですか?






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